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【法則その9】赤ちゃんを迎える心の保ち方 | 1 | 2 |3| 4 | | ||
不妊治療をはじめてからの、心の状態不妊治療を始めてから、心の状態があまり良くない場合
治療を行うこと自体が"心の負担"になり、それがまた、治療を受けるカラダ自体に、悪い影響を与えてしまう・・・ 何事においてもそうですが、経験した者にしか分からない苦痛や苦悩があります。不妊治療を受けるにあたっては、心と体のダブル・ストレス状態になっている訳ですね。 そういう状況に追い詰められるにも関わらず、かかりつけの先生や周囲の人間関係から無意識に心を傷つけられる事も多々あり、真面目に治療に取り組み、結果を出そうとすればするほど、さらに、自分で自分を苦しめてしまうケースが多いようです。 このように頭では理解できても、なかなか心の安定が保てず、このストレスのサイクルから抜け出せないという方にある事例をご紹介しましょう。 ここではお名前を、A子さんとお呼びすることにします。 結婚後もしばらくの間は、法律事務所で仕事をするバリバリのキャリア・ウーマンでしたが、そろそろ子どもが欲しいということになり、専業主婦になりました。 しかし専業主婦になってはみたものの、なかなか思うように子どもが出来なかった為、不妊専門クリニックへ通いだしたそうです。 そこで彼女は最近、子どもが出来た友人に電話してアドバイスを求めました。 「私自身、4年近く子どもが出来なかったんだけど、原因は自分で自分を追い詰めていたことだったんだよね。子どもを作るために通院して、排卵日に夫に無理やり性交渉をお願いしたり、他人に勧められる物は片っ端から買ってみたり・・・ とにかく、あの人には赤ちゃんがいるのに、なんで私のところにはいないんだろう・・・!って、グルグル、マイナス思考のまま、赤ちゃんが欲しい!!ってことに固執していたのが一番の原因だったみたい・・・」 この時、A子さんは、友人の話を第三者的に聞くことで、「はっ」と自分の行動に気づいたというのです。まさに、自分は、友人と同じ事をしていたんだと・・・
さらに友人の話は続きました。 「それで、ある心療内科の先生と知り合うきっかけがあって不妊治療の話をしたら、一旦、お休みしたらどうですか?って提案されてね、主人とも相談して、半年間今までの治療のことは忘れて、好きな旅行やグルメ巡りをすることにしたの。 そしたらね、それを決めてから2ヶ月後に、まさかの妊娠をしたんだよね。」 A子さんは、二世帯住宅で始まった結婚生活を改めて振り返りました。 友人から送られてくる子どもの写真、 それから、ご近所にいる若いお母さんや子ども達、
その時、ご主人は最近のA子さんの様子が尋常ではなかったので
その半年後、A子さんも"まさかの妊娠"をされたのです。
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