【第9回】妊娠しやすい体質作りのための「食」

妊活応援レシピ

ザクロ屋の妊活コラム 管理栄養士岡田明子あっこ先生の妊活応援レシピ 【第9回】妊娠しやすい体質作りのための「食」

8回に渡り、妊娠しやすい体質作りのための「食」についてお伝えしてきましたが 、いかがでしたでしょうか?

赤ちゃんが欲しいと思ったとき
●基礎体温を測り、排卵日をチェックする
●産婦人科で診てもらう
もちろんこれらのことも大切ですが、毎日の体を作る「食」を見直すことも、とても大切なことです。

今回は、「4つのお皿」を意識してワンプレートで5大栄養素が自然と摂れる 簡単レシピを段取り術も交えながら、ご紹介いたします。

10分でできる栄養満点ワンプレートレシピ(トマト丼 他)

ワンプレーと料理

材料

■トマト牛丼
雑穀ご飯・・・2人分
牛薄切り肉・・・160g
玉ねぎ・・・1/2個
トマト・・・1個
大葉・・・4枚
白ごま・・・少々
しょうゆ・・・大さじ2
酒・・・大さじ2
みりん・・・大さじ2
砂糖・・・小さじ2

■ブロッコリーの梅おかか和え
ブロッコリー・・・1/2個
めんつゆ(ストレート)・・・大さじ2
練り梅・・・小さじ2
鰹節・・・大さじ1

■わかめとひじきのスープ
わかめスープの素・・・2人分
水・・・表記してある分量
ひじき(乾燥)・・・小さじ2
人参・・・1/4本
白ネギみじん切り・・・少々

作り方

①玉ねぎは薄く切る。トマトは一口大にざく切り、大葉は千切りにする。

②鍋に玉ねぎと牛薄切り肉、しょうゆ、酒、みりん、砂糖を入れフタをして3分煮る。

③煮ている間に、ブロッコリーを食べやすい大きさに切り耐熱容器に入れ、めんつゆをかけラップをして電子レンジで2分加熱したら練り梅と鰹節と和えておく。

④②にトマトを加えフタをしてさらに2分煮る。

⑤その間に鍋に水、ひじき、千切りにした人参、わかめスープの素を入れ3分煮て器に盛り白ネギを散らす。

⑥器に雑穀ご飯と④を盛り、上から白ゴマと大葉をかざる。

③と⑤をワンプレートに盛り付けたら出来上がり。

最初に材料を全て切り、煮ている間に他の調理をすれば無駄なく10分くらいでワンプレート料理が完成♪
4つのお皿を全て手作りするのがベスト。
忙しくて難しい方は市販の食品に野菜や海藻類などを加えれば栄養価がUP!

海藻と芋とアスパラ

ザクロちゃんより一言メッセージ

食卓がカラフルなのも、栄養バランスが取れている目安だよ!様々な食材を取り入れて、毎日の食事を楽しんでね。

ザクロちゃん
まずは、食生活を見つめ直すことから始めましょう

飽食の時代といわれる現代ですが、食べ物が溢れすぎていて、何を選んで食べればよいのか わからなくなっている方も多いのではないでしょうか?
カロリーはとれていても、代謝を回すビタミン、ミネラルがとれていない「質の悪い食習慣」が今の現代人の特徴です。

「質の良い食事」をとるためには、タンパク質、脂質、炭水化物の3大栄養素の割合のバランス。そしてビタミン、ミネラル、食物繊維がとれる野菜や海藻類、果物などを取り入れることが「中身の詰まった質の良い食事」につながります。

妊娠をするために必要な栄養素といえば「葉酸や亜鉛」を思いつく方が多いかと思いますが、栄養素はチームで働いているため、どの栄養素が欠けてもダメで、全ての栄養素をバランスよくとることが必要になります。
まずは体のベース作りをするためにも、5大栄養素を毎日摂取することを意識しましょう。

では、5大栄養素をとるためにはどんな食事をとればよいのでしょうか?
難しいことではなく、主食、主菜、副菜、汁物と4つのお皿を意識してみましょう。4つのお皿を意識することで5大栄養素が自然と取り入れることができます。

●主食・・・炭水化物
●主菜・・・タンパク質、脂質
●副菜、汁物・・・ビタミン、ミネラル

毎食そろえることが難しい方は、不足分を1日で補えば問題ありません。
健康な体作りは毎日の食習慣からです。
自身や家族の体作りのために「食の投資」を毎日積み上げていきましょう。のベース作りをするためにも、5大栄養素を毎日摂取することを意識しましょう。

(レシピ・解説/管理栄養士 岡田明子)

ありがとうございました!

今日から始められる「あっこ先生の妊活応援レシピ」はひとまず、全9回で終了です。
私たちの「身体」をつくっているのは、私たちが毎日、口にする「食」であることを、これを機会に是非、体感されてくださいね。

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