2013年3月24日 浅田レディースクリニック様 独占インタビュー

浅田レディースクリニック様独占インタビュー

ザクロ屋のイベントレポート

2013年3月24日/浅田レディースクリニック様 独占インタビュー

浅田レディースクリニック院長の、浅田先生に独占インタビュー!!

不妊治療クリニックの院長へのインタビュー

3月24日(日)午前10時。
ザクロ伝道師公ちゃんとスタッフのナガノッチは、ちょうど1年前にクリニック見学会でお世話になった、浅田レディースクリニック様を再び訪れていました。

この日は午後から、ザクロ屋も協賛企業として参加する妊活イベント「女性のカラダ 妊娠・出産スタートday ~女性のカラダの仕組みを知って、かしこく人生の選択をしよう~(シティリビング様主催)」が、名古屋市中村区のウインクあいちで開催されることになっていました。

この妊活イベントでは、浅田先生の特別講演「妊娠・出産は先延ばしにできるの? 卵子の真実」や、トークセッション「パートナーと考える 妊娠・出産のギモン」がメイン・イベントだったのですが、事前のお申込みは、予想をはるかに上回っていました。

浅田先生といえば
熱弁される浅田院長

昨年2月にNHKのクローズアップ現代「産みたいのに産めない ~卵子老化の衝撃~」というタイトルでご出演され、多くの反響を呼び、大変な話題となりました。

ザクロ屋でも赤ちゃん待ちのお客様の関心が高かったことから、今回、妊活イベント前のお忙しい中、浅田先生に改めて、多くの女性が知らなかった「卵のお話」について、直接お話を聞かせていただきました。

赤ちゃん待ちのお客様はもちろんのこと、これから妊娠・出産を自分の人生にどう組み込んでいこうかな~と ライフスタイルを考え中の女性の皆様、是非ご一読くださいませ。

~浅田先生がこれまで患者様と向き合われる度に、お一人お一人に丁寧に伝えてこられた大切な「卵のお話」~

浅田先生が不妊治療を始められてから今日まで、毎年、患者さんの年齢は高くなっているそうですがここ2、3年で急激に上がってきているそうです。(30代後半~の患者さんが多く、40%が40代以上)

「卵の話」というのは不妊治療をやっていくと、本質的にそこが一番大事なところなのに、それを知っている患者さんは、殆どいないのが現実。
ある時、妊娠適齢期から考えると“高齢”に属する患者さんに「あなたの卵子では、もう妊娠出来ませんよ。」という話を始めたところ、

その患者さんから、

「どうしてそんな酷いことを言うんですか。
私は一生懸命働いてきたし、やっと仕事も収入も安定して、やっとここで結婚してこれから妊娠・出産したいと思っています。今から不妊治療したいんです・・・。

これまで私は努力して乗り越えてきたし、努力で乗り越えられなかった事はなかった。どうして先生は一緒に頑張る、と言ってくれないのですか?
という言葉が返ってきました。

泣いている女性

もちろん先生は『一緒に頑張りましょう!』と言ってあげたかったけれど、現実は難しい。

その患者さんから憤りの言葉の数々を浴びせられた先生はショックを受けられ、診察の場(一対一)だけで、本質的に一番大切な「卵の話」を話してもダメだなと感じ、もっと多くの人に「卵の話」を知ってもらうために、2006年からトータルで4冊の書籍を出版されました。

<余談>
本を作る際、編集者から、哺乳類であるヒトに「卵の話」ですか?と言われ、本質的なことが認知されていない現実に、ここでもショックを受けられたそうです。

  • 女性が自分の人生を考えるうえで一番の根幹のところ(卵の老化)を優先順位を上げて考えてほしい。
  • 女性が輝いてドンドン仕事をしていく、それを僕は否定するつもりは全くない。
  • ドンドン働いて好きなことをやってほしいし、幸せになってほしい。
  • でも「妊娠、出産」は、自分の努力だけでは思うようにならないよ、という所がある。
  • キャリアに走るか、妊娠・出産を先に選択するか、卵が老化するという真実(=妊娠には適齢期があるということ)を分かったうえで自分の人生を選択する。
独占インタビューを受ける浅田院長とザクロ屋スタッフ

本質的に一番大切な「卵の話」を知らずに、後から「妊娠、出産」したいと願った時にそれはもう出来ませんよ、そんな話は初めて聴きましたという人を一人でもなくしたい。
その想いが原点になっています。
(※約1時間の独占インタビューより、浅田先生談を抜粋してご紹介。)

▼妊娠の主役はたまご "卵子"について知っていますか?
http://ivf-asada.jp/tamago/

▼近年注目を集めているホルモン検査「アンチミューラリアンホルモン(AMH)」について
http://ivf-asada.jp/amh/amh.html

⇒NHKのクローズアップ現代に「産みたいのに産めない ~卵子老化の衝撃~」
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3158.html

浅田先生のご紹介
本、赤ちゃんは、待ってくれない!

愛知県名古屋駅前「浅田レディースクリニック」院長。体外受精・顕微授精を中心とした高度な不妊治療に豊富な経験と実績・長い研究歴を誇る不妊治療専門のクリニックです。
患者さん一人一人に合わせた診療に、たくさんの支持を集めています。定期的に、不妊治療・AMHセミナーを実施しています。
昨年の見学会レポートはこちら

<著書>
現代の赤ひげ 医療最前線の名医16人(紹介)
「赤ちゃんは、待ってくれない!」
「卵子の話」
「おしえて先生!ありがとう先生!」

◆クリニックの情報について、詳しくは浅田レディースクリニック様のホームページをご覧ください。実際に、クリニックを探訪した気になる動画も用意されていますので、是非♪

浅田レディースクリニックのロゴ
インタビューを終えて

実は、今回の名古屋出張が決まった際に、浅田レディースクリニックの事務局様へ無理を承知でザクロ屋からひとつ《大胆なお伺い》をしておりました。
この特別講演をリアルタイムで聞く事ができないザクロ屋のお客様に向けて「卵のお話」を特別にインタビューさせてもらえないか、というお伺いです。

浅田先生はインタビュー当日の朝、岡山から名古屋に戻られ、午後からの妊活イベントに向けての支度や打合せが予定されていました。その合間に、ザクロ屋の独占インタビューを受けて頂くなど、どう考えても厳しい状況でした。
ですが、やっぱり浅田先生はすごい!
あっさり、「時間の許す限りお話しますよ。」と快諾。
このような経緯で、とても忙しい中での有意義なインタビューが実現いたしました。

「幸せ配達人」としての使命に取組んでおられる先生のお話が、赤ちゃん待ちの皆様のお役に立ちますよう、これからも、ザクロ屋は応援させていただきます。

院内見学の様子
クリニック見学の様子

培養室の前で熱い説明を受けています

診察室

全個室の診察室
患者さんにも優しい落ち着いた雰囲気

院内を見学しながら撮影している

見学と一緒に撮影もさせていただきました!

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