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ホルモンバランスと妊活中の食事

妊活に重要なホルモンバランスと食事の関係

■ホルモンバランスとは
ホルモンバランスとは、視床下部と下垂体、卵巣が連携して行う女性ホルモンの卵胞ホルモン、黄体ホルモンのコントロールのことをいいます。

ホルモンのグラフ

視床下部と下垂体は脳の中心部にあり、自律神経やホルモン分泌をコントロールする司令塔のような役割をします。
女性の体は、この視床下部と下垂体の関係により、ホルモンが分泌され正常な生理周期が起こるのです。
ホルモンバランスが乱れたり、ホルモンの機能が滞ると生理不順や妊娠しにくいなど様々なトラブルにつながります。

■食習慣からのホルモンバランスチェック
不規則や、偏った食習慣は栄養バランスの乱れにつながり、栄養がしっかり摂れていないと、ホルモンのバランスが乱れ、重い生理痛や生理不順、さらには無月経など体の機能に悪影響を及ぼします。

食習慣チェック
□野菜の摂取量は1食に両手1杯以下である
□油物をよく食べる
□コンビニ弁当や菓子パンをよく食べる
□魚よりも肉をよく食べる
□乳製品をよく摂る
□きのこや海藻類はあまり食べない
□インスタント食品をよく利用する
□コーヒーや紅茶をよく飲む
□外食が多い
□朝食を摂らない

いかがでしたか?

チェックが多くつくほど、ホルモンバランスを悪くする食習慣です。

毎日の食習慣がホルモン状態に関わってくるので、できるところから食習慣を見直していきましょう。

■ホルモンとビタミンEの関係
妊娠ビタミン

ビタミンEは、別名「妊娠ビタミン」と呼ばれる程、妊娠を望む方には、是非摂り入れて欲しい栄養素です。

そもそもビタミンEは、1922年にラットの妊娠に必要な食事因子として発見されたビタミンです。
ホルモンの調整、排卵の促進、生理周期を正常にする働きもあります。
またビタミンEは、酸化を防ぐ作用もありますので妊活中の方には是非意識していただきたい栄養素の1つです。
成人女性の1日の摂取目安量は6.5mgです。

ホルモンや細胞の材料になる油

■妊活中のホルモンバランスと油の関係
妊活と油の関係

油というと太るなど健康によくないイメージがありますが、妊活にとって油は重要な役目をします。
油にも種類があり、控えて欲しい悪い油と摂って欲しい良い油があるのです。

油はホルモンや細胞の材料になります。そのためにも「良質な油」を摂ることが、妊娠するためにも、また妊娠後の赤ちゃんにも必要になります。

■悪い油と良い油とは
悪い油
トランス脂肪酸という油をご存知でしょうか?
この油は、いわば人工的に作られた油で、油がいたまないように、固形か半固形の安定した状態に加工する際に化学変化によって生じる副産物です。
あまり見かけない言葉ですが、実はマーガリンやサクサクとしたクッキーやスナック菓子に使われているショートニングにも含まれています。また、とても安いので外食の揚げ油にも使われていることが多いのです。
トランス脂肪酸を含む食品
油を多く摂るアメリカでは禁止されている油なので、妊娠や健康のためにも控えていきましょう。

良い油
妊活中に積極的に摂り入れて欲しい油は「オメガ3系脂肪酸」です。
オメガ3系脂肪酸は、体内で合成することができない必須脂肪酸なので食事で摂り入れる必要があります。しかし、現在の日本人の食生活においてオメガ3系脂肪酸の摂取が不足しているのが現状です。

オメガ3脂系脂肪酸は、さんまやサバなどの青魚、亜麻仁油、えごま油などに多く含まれています。
オメガ3系脂肪酸を含む食材

■オメガ3系脂肪酸の摂り入れ方
オメガ3系脂肪酸は、熱に弱いので生の状態で摂り入れましょう。

魚はお刺身やカルパッチョなどで摂るのがおすすめです。
亜麻仁油やえごま油は、ドレッシングにしたり
そのまま納豆や汁物にかけて食べても美味しいですよ!
また亜麻仁油やえごま油の保存は、光が入らない暗所で保存し、早めに使いきるのがポイントです。


☆「ホルモンバランスと妊活中の食事」を読んだザクロちゃんのまとめ☆
・妊活で重要なホルモンバランスを整えるためにも、食習慣が大切。
・栄養バランスの乱れは、ホルモンバランスの乱れに繋がる。
・ビタミンEは「妊娠ビタミン」と呼ばれるほど重要。妊活中は、食事で十分に摂取できるよう気を付けたい栄養素。
・油は、ホルモンの材料となる。悪い油(トランス脂肪酸)は避け、良い油(オメガ3系脂肪酸)を積極的に摂り入れる。